家庭医学教育におけるメンタリング

MENTORING IN FAMILY MEDICINE EDUCATION

Curtis L. Galke and Jennifer W. Swoyer
 
<コメント>
メンターといえる人がいますか?
メンタリング重要ですね・・・
 
<要旨>

・教えること、コーチングすること、アドバイスすること、メンタリングすること・・・。

・メンタリングはこれらとちょっと違うはずです。メンタリングは、ある人にとっては何十年にも及ぶかもしれない時間の贈り物を投影しているのです。メンタリングとは「アドバイスをすること」だけではなく、メンティーを真に理解することでモチベーションを高め、エンパワーメントすることを意味します。それは、彼らがどうなるかを投影する機会をもつことにもなるのです。

・学術的な家庭医学の指導者として、指導者の在職時間の減少や、充足されていない後輩教員のポジションの低下が懸念されています。教育から企業のリーダーシップへの人材の移行は、憂慮すべきことかもしれません。専門家としての私たちは、どのようにして豊かな専門科としての価値をを伝えていくのでしょうか。私たちの耳学問がテクノロジー世代に生き残るためにはどうすればいいのでしょうか?

・メンタリングがキャリアの選択や指導、教員の定着、自己啓発に重要な影響を与える
・正式なメンターがいると自認している医師は50%以下である。それでも、ほとんどの家庭医は、憧れの先生、顧問、コーチの教えを省察することができます。
・家庭医学の教師としての私たちの使命は、ケアを求める人たちとの信頼と透明性に基づいた永続的な関係を築くために、学生や研修医を指導し、励ますことです。どうか、これからも指導、助言、コーチングを続けながら、メンターシップを受けられるように心を開いてください。メンターの関係は強力で特別なものです。割り当てられたものではなく、選択されたものであるべきです。自分自身を開き、その体験を双方向の関係性としてください。
・AFMRDは、今後数年間でメンターシップのリソースとプログラムの開発に取り組み、すべてのメンバーがこれらの努力に従事することを奨励しています。