過去の振り返り④ めまぐるしく動く病棟
久々の投稿となってしまいました。
上司に提案され、今までのキャリアを振り返り中。
— とーます総合内科医/Generalist (@To__mas) 2020年8月18日
【めまぐるしく動く病棟】
まず、一年目の頃はPHSが本当に鳴り響きます。一日に何度も。「先生、Aさんの解熱薬が切れたので処方してください。」「先生、Bさんが頭痛を訴えています。」「先生、Cさんがショックバイタルです。すぐ来てください。」「先生、Dさんの抗生剤の注射箋が今晩からありません。今すぐオーダーしてください。」「先生、Eさんが発熱してます。診察お願いします。」優先順位がごちゃごちゃな内容を整理して、2年目の先生と協力して重症度の高い患者さんから対応していく。やっと、一人が終わったら、次々と次の電話がかかってくる。そして、いつの間にか一日が終わり、当直帯の時間が来る。これの繰り返しでした。
<振り返り>
振り返って考えると、このような忙しい研修は数年間だから持続できたのかなと思います。10年も20年も・・・というのは、もう心身ともに疲れてしまいそうです。
ただ、医師になってある一定期間でも 多くの経験を積むこと、つまり多くの患者を診察することは、その後の臨床経験のとてつもない糧になることは間違いありません。
一度経験した疾患、病態、臨床経過というのは、その後の臨床経過において、リアリティをもって蘇ってくるのです。
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